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 9月2日かなり強い雨

 今日は知覧の特攻平和館の見学

 表には特攻隊員の銅像と練習機の実機が

 この特攻平和館には、太平洋戦争末期、沖縄決戦に、人類史上 
  
 類の無い爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした
 
 陸軍特別攻撃隊員1036柱の遺影、遺品、記録等貴重な資料を
 
 収集・保存・展示して当時の真情を後世に正しく伝え世界恒久の

 平和に寄与するために作られました

 17歳から21歳までの青年の出撃寸前のにこやかな笑顔で

 写った写真からは通常ならぬ決意の程が感じられます

 また遺書は、ほとんどがお母さんに当てた物が多く、父親には

 当てられたものが無く幼さを感じさせるものです

 27歳位になると父親に当てられた遺書が多くなるそうです

 また国とか天皇陛下万歳とか無いのは、恐ろしく巧妙な教育で

 戦争で死ぬことに対する恐怖感を表さなかった青年達の真実の
 
 心ではなかったのではないだろうか

 5回も引き返してきて6度目に特攻した人もあるように

 顔であらわさないまでも恐怖は有ったのでは

 思想教育の危険性を深深と感じられた

 午後はいち早く名古屋への帰路に

 
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